2015-12-18 :
登記・測量のQ&A NO.051「田とは」
こんにちは。
登記・測量に関する基礎的な情報を
身近な事例としてわかりやすくお伝えしております。
今回は「田とは」です 。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第051号
「田とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は地目の「宅地」についてお話ししました。
宅地とは、建物の敷地及びその維持若しくは効用を果たすために
必要な土地のことで、土地の現況及び利用目的に重点を置き
部分的にわずかな差異があっても、土地全体としての状況を観察して
定めるものとされていることなどをご紹介しました。
今回は「田」についてお話ししましょう。
問い
────────────────────────────────
土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「田」とはどのような土地を指すのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によって
区分したもので、法律によって23種類が定められています。
その法律によると、田(た)は、
「農耕地で用水を利用して耕作する土地」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条1号)
栽培される作物の種類には制限がありません。
具体的には、下記のような土地を田として扱います。
・稲を栽培する水田
・わさび・はす・ジュンサイなど、用水を利用して栽培する土地
・水田内に設けられた畦畔
・用水の調節管理をする施設
稲を収穫した後、次の作付けまでの間麦などを栽培する
裏作を行うような場合でも、その都度地目を変更する扱いはせず
その土地本来の利用目的を見極めるものとされています。
実際には地目が田であるかどうかの判断には
かなりの困難を伴う場合があります。
以上、地目の田について簡単にご紹介しましたが
もっと詳しくお知りになりたい場合には
お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は、地目の「畑とは」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
────────────────────────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について
登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、当社までお気軽にご相談下さい。
執筆 土地家屋調査士 都築 功
登記・測量に関する基礎的な情報を
身近な事例としてわかりやすくお伝えしております。
今回は「田とは」です 。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第051号
「田とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は地目の「宅地」についてお話ししました。
宅地とは、建物の敷地及びその維持若しくは効用を果たすために
必要な土地のことで、土地の現況及び利用目的に重点を置き
部分的にわずかな差異があっても、土地全体としての状況を観察して
定めるものとされていることなどをご紹介しました。
今回は「田」についてお話ししましょう。
問い
────────────────────────────────
土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「田」とはどのような土地を指すのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によって
区分したもので、法律によって23種類が定められています。
その法律によると、田(た)は、
「農耕地で用水を利用して耕作する土地」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条1号)
栽培される作物の種類には制限がありません。
具体的には、下記のような土地を田として扱います。
・稲を栽培する水田
・わさび・はす・ジュンサイなど、用水を利用して栽培する土地
・水田内に設けられた畦畔
・用水の調節管理をする施設
稲を収穫した後、次の作付けまでの間麦などを栽培する
裏作を行うような場合でも、その都度地目を変更する扱いはせず
その土地本来の利用目的を見極めるものとされています。
実際には地目が田であるかどうかの判断には
かなりの困難を伴う場合があります。
以上、地目の田について簡単にご紹介しましたが
もっと詳しくお知りになりたい場合には
お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は、地目の「畑とは」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
────────────────────────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について
登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、当社までお気軽にご相談下さい。
執筆 土地家屋調査士 都築 功
トラックバック
コメントの投稿
- プロフィール
Author:nisshinsurveying
当社は、土地、建物に関する測量・調査・設計のスペシャリストです。土地、建物に関する調査、測量をはじめ、 土木設計、官公庁諸申請、不動産登記業は、日進市の日進測量設計株式会社にご相談ください。
- 最新記事
- 最新コメント
- 最新トラックバック
- 月別アーカイブ
- 2021/05 (1)
- 2021/02 (1)
- 2020/07 (1)
- 2019/12 (1)
- 2019/08 (1)
- 2019/03 (1)
- 2018/01 (1)
- 2017/08 (2)
- 2017/05 (1)
- 2017/04 (2)
- 2016/11 (4)
- 2016/10 (4)
- 2016/09 (5)
- 2016/08 (4)
- 2016/07 (4)
- 2016/06 (5)
- 2016/05 (3)
- 2016/04 (4)
- 2016/03 (5)
- 2016/02 (4)
- 2016/01 (4)
- 2015/12 (4)
- 2015/11 (4)
- 2015/10 (5)
- 2015/09 (4)
- 2015/08 (3)
- 2015/07 (5)
- 2015/06 (5)
- 2015/05 (4)
- 2015/04 (5)
- 2015/03 (4)
- 2015/02 (4)
- 2015/01 (4)
- 2014/12 (3)
- 2014/11 (4)
- 2014/10 (5)
- 2014/09 (4)
- 2014/08 (4)
- 2014/07 (4)
- 2014/06 (4)
- 2014/05 (5)
- 2014/04 (4)
- 2014/03 (4)
- 2014/02 (4)
- 2014/01 (4)
- 2013/12 (3)
- 2013/11 (4)
- 2013/10 (3)
- 2013/09 (3)
- 2013/08 (3)
- 2013/07 (5)
- 2013/06 (4)
- 2013/05 (4)
- 2013/04 (4)
- 2013/03 (4)
- 2013/02 (1)
- 2012/09 (1)
- 2012/08 (1)
- 2012/07 (1)
- 2012/05 (2)
- カテゴリ
- 検索フォーム
- RSSリンクの表示
- リンク
- QRコード